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大桑城跡

難攻不落の土岐氏最後の居城!山城遺構で戦国の息吹を感じよう!

国盗り物語の舞台にもなった山城!戦国の興亡に想いを馳せる。

大桑城は、古城山(別名・金鶏山/標高408m)の山頂付近にかつて存在した山城で、美濃国守護土岐氏の居城として知られています。
司馬遼太郎の「国盗り物語」や、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」でもたびたび登場した重要な場所ですね。
土岐氏は斎藤道三によって追放されてしまいますが、それまでこの大桑城は非常に堅固な城として名を馳せていました(山城として有名なのは岐阜城がある金華山ですが、規模で言えば大桑城の方が大きかったようです)。

現在では山頂一帯に、大小90余の曲(くる)輪(わ)(山の斜面に造成された平坦地)の跡や石垣が確認できます。
また敵が容易に侵入できないようにする堀切や竪堀の痕跡も確認でき、「ああ、これは相当堅固な城だったんだなあ」と当時の情景を想像しながら歩くのはなかなか楽しいですよ♪(各所に案内看板あり)
山頂からは山麓の城下町の雰囲気も眺めることができ、城下町入り口付近にある「四国掘・越前堀・外堀」という防御施設跡の位置を確認しながら眺めると、さらにこの城が攻めるに難しい城だったこともわかります。

そして山頂にはなんと、かわいいミニチュア大桑城があるんです!
これは地元の方たちがこの地のシンボルとして30年ほど前に設置したもので、その愛くるしい姿を眺めるために市内外から多くの人が訪れています。
大桑城消失とともにその権勢を失ってしまった土岐氏ですが、今ではこのミニチュア大桑城とともに城下を眺めてくれているんですね。

令和2年度より本格的な調査がスタート!今後も大桑城から目が離せない!

そんな大桑城はこれまで実態が解明されていない謎が多い場所でしたが、令和2年度から国史跡指定を目指して本格的な調査が開始されました。

令和2年度の調査では、伝「岩門」と呼ばれる場所が巨大な石を使用した城門であったことを確認されました。
このことにより、土岐氏が巨石を立て並べる技術を美濃国に導入して城門を整備するという、美濃国守護としての城づくりの一端が明らかになりました。

今後もこのような発見が続々と出てくると思われます。
歴史の謎がどのように明かされていくのか、ドキドキしますね。

最新の調査状況報告は山県市HPの特集ページで見られるので、興味ある方はチェックしてみてくださいね!
https://www.city.yamagata.gifu.jp/site/oogajoato/


2021.03.19

INFORMATION

名称
大桑城跡
所在地
岐阜県山県市大桑
駐車場
ゆったりコース登山口 15台
けんきゃくコース登山口50台
お問合せ
0581-22-6845(山県市役所生涯学習課)
女性のイラスト
土岐氏のことは大河ドラマ「麒麟がくる」で興味を持つようになったんだけど、地元の大桑城が全国的にみてもかなり貴重で大規模な山城だったことを初めて知りました!確かにそういった目線で遺構を眺めながらこの山に登ると、かなり攻め落としにくい強固なお城だったことがわかって感心します。山の麓も土岐氏ゆかりの寺社や当時の遺構とかたくさんあって、そこを巡りながら俯瞰的にこの難攻不落の要塞を想像するのも楽しいんですよね。歴史が好きな人もそうじゃない人も、この雰囲気は味わってほしい!山県市の発掘調査の行方も気になります!