ページの銭湯へ戻る

山県市歴史民俗資料館

時の流れを実感!山県市ゆかりの産業やかつての日常生活へタイムスリップしよう♪

厳しい条件の中で生まれた産業・生活を知ることができる資料館

伊自良地区特有の広々とした空、そこかしこに見える農園。
そんな牧歌的な風景の中に、ひときわ目立つ赤茶色の大きな建物があります。
山県市図書館・美術館に併設されている「歴史民俗資料館」です。

今でこそ肥沃な土地となった伊自良地区。
しかしかつてこの地は、農業をするにはあまりにも過酷な土地でした。
川は伏流となって大地に染み込むため、常に水不足の状態が続いていたからなんです。

今では貯水用の人造湖「伊自良湖」が出来たおかげでその問題は解消されたんですが、それ以前の人々の暮らしは非常に厳しいものでした。
そんな中でも、人々は生活の中でいろいろな知恵を絞り、助け合い、そして乾いた大地でも生産できるものを多く手掛けてきました。
伊自良の名物でもある、「伊自良大実連柿」や「柿渋染め」などはまさにその代表的なものといえます。

そんな人々の暮らしや工夫、そして産業やお祭り、人々が紡いできた歴史の糸。
それらを現代のわたしたちが垣間見て実感できる場所こそ、この歴史民俗資料館なんです。
誰もが無料で気軽に拝観することができますよ。

郷土の歴史・文化がここに集結!時代の流れを感じる展示物の数々。

歴史民俗資料館の展示は1階と2階とに分かれます。
1階の収蔵庫は、乾いた土地の中で生み出された「柿渋染め」「養蚕」「和紙づくり」など、人々の生活の息吹を感じる展示などが多数。
特に柿渋染めに使われた巨大な桶は圧巻もの!
ただこちらの収蔵庫に関しては、現在は内容をリニューアル中。
中がどんな展示になるかは市のホームページで最新情報をチェックしてくださいね。

2階へ上がると、ご年配の方は思わず「おお!懐かしい!」となり、お子さんなどは「わあ!なにこれ!?」と目を輝かせるような光景が広がっています。
そこには昭和感たっぷりの小学校の教室の再現であったり、昔のおもちゃだったりがあって、その奥には昔の民家や駄菓子屋さんなども再現されています。
そこに置かれている生活道具はすべて実際にこの地域の人たちが使っていたもので、一品一品に生活の匂いと記憶が詰まっています。

そして展示室の中心の天井には、大きな「竜」がいます。
実はこの竜、水不足の伊自良の人々「雨乞い」への思いが込められたもの。
当時の人々は、幾日も雨が降らなければ「雨乞い祈祷」をし、それでも降らなければ「多度詣で」、それも駄目なら「千把焼」と「雨乞い音頭」、そいていよいよとなった時「雨乞いの竜(たつ)廻し」が行われたといいます。
この竜はその竜廻しで使われるものであり、この地区に伝わる太鼓「伊自良十六拍子」とともに雨乞い祈祷で使われていました。

他にも縄文・弥生時代の出土品であったり、時代時代の関連品がズラリ。
中でも今後注目なのが、現在発掘調査が進む「大桑城跡」からの出土品。
今現在もいくつか展示されていますが、今後発掘されたものがここに展示される予定となっています。
これは今後の展開に注目ですね!


2021.03.19

INFORMATION

名称
歴史民俗資料館
所在地
岐阜県山県市大門850番地65
営業時間
9:00-17:00
定休日
月曜日
駐車場
20台
お問合せ
0581-36-3339
URL
https://www.city.yamagata.gifu.jp/site/yamanavi/1130.html

消毒液の設置

マスク着用

ソーシャルディスタンスを意識した席配置

女性のイラスト
歴史民俗資料館というとなにやら重々しいイメージがあったけど、行ってみたら昭和レトロあり、珍しい生活道具やかっこいい民具ありでいつの間にか目を輝かせて見入っちゃいました。ここにこれだけのものがあるってこと、山県市の人にも意外と知られていないので、市外の人はもちろん市内の人にもぜひ来てみて欲しいですね。展示物を見てると、時代や伝統の流れの中に僕たちがいるってことが実感でき、今の「当たり前」にも感謝できるようになりますよ!ここは図書館や美術館も併設されているし、近くには古田紹欽記念館もあります。まさに文化と学びを体感できるエリアですよね。