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ホタル(出戸川・みやまの森)

きれいな水があるからこそのホタルの乱舞!儚くも幻想的な初夏の夜を楽しもう♪

美しい里山が残る山県市内には県内有数のホタルスポットがある!

毎年5月の終わりが近づくと、山県市ではホタルが飛び始めます。市内を流れるきれいな川のいくつかで、ホタル観賞スポットがあります。
伊自良地域では藤倉のしびり川、美山地域では富永の「みやまの森」、出戸の「出戸川」などがホタル観賞スポットとなっています。

ホタルの見頃はエリアごとに異なり、5月下旬~6月中旬がしびり川、6月初旬~6月下旬がみやまの森、6月中旬~6月下旬が出戸川のホタルになります。
ホタルは自然のものなので、見られる数は日によって違いがありますが、一般的に雨上がりや気温が高い日、月が新月に近く暗い日、風が弱い日などにたくさん見ることができるといわれています。
おすすめの鑑賞時間帯は20時~22時頃です。

他の地域ではホタルの幼虫を飼育するなどして保護している事もありますが、山県市ではどの場所のホタルもほぼ自然発生であるのが特徴!
地元の人が守ってくれている美しい里山ときれいな小川が残っているからこそ見ることができる初夏の風物詩!ぜひご堪能あれ♪

市内一番のホタルスポット"出戸川"でホタルの乱舞を見よう

市内で最も多くのホタルを見ることができると人気が高いのが、出戸川になります。
出戸川は美山エリアの出戸を流れる小さな川。
行き方は、岐阜方面からの国道256号を北上し、美山第3トンネルを抜け、乾郵便局を過ぎ、乾警察官駐在所のある交差点を左へ入ってください。

県道196号柿野谷合線沿いを流れる出戸川がホタル生息ポイントです。下流にある橋がビューポイントになります。

出戸川周辺は日本の原風景ともいえるような里山。その中でホタルが舞っている様子はとってもノスタルジックですよ♪

出戸川に生息する主なホタルは、ヘイケボタルです。
ヘイケボタルは眠る時に川から山の木に上がって行く習性があり、ホタルが空に舞って行く様子がとても幻想的です。
ホタルの数も山県随一で、暗闇の中、水面から杉の木に上っていくホタルに囲まれると、宇宙空間に飛び出したかのような不思議な感覚に包まれますよ!

出戸川のホタルは6月中旬~6月下旬です。

暗闇のあじさいをほんのり照らす"みやまの森"のホタル

次に紹介するのが、富永のみやまの森です。
みやまの森へは、国道256号の美山大橋南交差点で北西へ曲がり、「みやまの森」と書かれた道路案内標識で左へ曲がります。

みやまの森は、広い区域に22種8千本以上の広葉樹を植栽した生活環境保全林で、全長4kmの遊歩道もある場所です。

ホタルが鑑賞できるのは、第一駐車場にあるモリアオガエルの池から流れる小川付近と、第二駐車場の横にあるホタルの谷といわれている小川付近です。
ちょうどホタルの時期には敷地内にあじさいも咲くため、ホタルが暗闇のあじさいを照らす灯りとなってとてもきれいですよ♪

みやまの森のホタルは6月初旬から飛び始め、中旬ごろがピークとなります。

なお、鑑賞の際は、ホタル保護のためにも捕獲をせず、夜間なので近隣住人の迷惑にならないよう、マナーを守ってお楽しみください!


2021.06.01

INFORMATION

出戸川のホタル
所在地/岐阜県山県市出戸
電話/0581-22-6831 (山県市まちづくり・企業支援課)
見頃/6月中旬~6月下旬
時間帯/20:00-22:00頃


みやまの森のホタル
所在地/岐阜県山県市富永1111
電話/0581-22-6831 (山県市まちづくり・企業支援課)
見頃/6月初旬~6月下旬
時間帯/20:00-22:00頃
HP/https://www.city.yamagata.gifu.jp/site/yamanavi/1004.html
女性のイラスト
毎年5月の終わり頃になると「そろそろホタル撮影の準備をしなくては!」と浮足立ってしまいます。特に出戸川のホタルは、ここで本が読めるのでは?と思えるほどの数で、写真を撮ると画面中にホタルが乱舞しているので楽しいです♪ 一見難しそうなホタルの撮影ですが、実は夜景を撮る延長線上で撮ることができますし、数が多い山県のホタルは初心者の方も撮影しやすいのではないかと思います。山県に生息する蛍は主にゲンジホタルとヘイケボタルです。この2種類は流れるような光線の写真が撮れるホタルです。気温と湿度が高くて風が少ない日は絶好のフォトチャンス! 車で簡単に行けるスポットばかりなので、ぜひ足を運んでみてもらいたいですね♪