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甘南美寺(江戸彼岸桜・紅葉)

伊自良湖畔に佇む由緒ある霊場!1500個の竹燈籠が織りなす幻想的な世界も♪

その起源は伊勢国から始まった!観音様が導いた不思議な逸話。

伊自良湖畔にある、臨済宗妙心寺派の寺院「甘南美寺(かんなみじ)」。
このお寺の起源に関して、日本昔ばなしにもなったこんな逸話が存在します。

時は鎌倉時代、とある行者夫婦が伊勢国で授かった観音様を安置する場所を探していました。
二人が故郷である美濃国山県郡釜ヶ谷(現在の釜ヶ谷山)に登った際、山頂付近で休憩をしたとき急に観音様が動かなくなってしまい、二人はそのままそこに観音像を祀ることにしました。

その後しばらく経った夜、伊勢国の漁師が漁をしていると、美濃国方面から眩しい光が海を照らしてきて全く魚が獲れなくなります。
その光の原因を探るべく漁師が美濃国に向かうと、その光が釜ヶ谷の観音像から発せられていることを突き止めました。
その話を聞いた伊自良村の人々と漁師が、一緒になって観音様を麓に下ろした場所が現在の甘南美寺の起源と伝えられています。
その後1570年(永禄13年)頃、その場所に「白華山 甘南美寺」が創建され、観音像があった釜ヶ谷山頂付近には奥の院(甘南備神社ともいう)が現存しています。

そんな甘南美寺は昔より人々の心のよりどころとして親しまれ続けています。
「美濃西国三十三観音霊場第13番」「美濃新四国八十八札所第65番」「美濃七福神(恵比寿神)」の3つも兼ねており、檀家をもたない参拝寺として人々の救いの場として存在しています。

見どころ豊富な境内!八ツ棟造りの壮麗な本堂をお参りしよう。

山門に向かう途中、見事な滝、そして美しい池が目に入り、その池の中には弁天様が祀られています。
ここは縁結びの神様として知られ、伊自良湖が恋人の聖地ということもあり多くのカップルが参拝に訪れます。
その池の先には2体の見事な仁王像が睨みをきかせた古い山門があり、その横には幹回り3.2m、高さ20mの見事な桜の木があります。
その樹齢はなんと約400年で、県の天然記念物にも指定されています。
他にも境内には大きなモミの木(樹齢300年)や、岐阜では珍しい花の木の大樹もあり(ともに市文化財
)、季節ごとに訪れる人の目を楽しませてくれています。

山門をくぐると、不動明王の石仏、百度石、水仏様(体の良くなりたい部分に水をかける)などがあり、その先に「八ツ棟造り銅板葺き」の見事な本堂があります。
現在の本堂は大正年間に建てられたもので、その横にある旧本堂は350年前に建てられたものだそう!
本堂には千手観音が祀られており、普段は見られませんが、4年に1回、美濃西国三十三観音の総開帳時にその姿を拝むことができます。(現在休止中)
毎年1月17日の「初観音」の祈祷の時、一般の方も本堂に入ってお参りすることが可能です。
本堂には馬頭観音も祀られており、公営競馬の関係者なども多数参詣しているそうですよ。

御祈祷や坐禅体験なども受けてるので、ご希望の方はぜひお問い合わせを。
またこちらの御朱印がかわいいと評判で、恵比寿様やだるま様、季節の野菜などの絵も添えて書いてくれるからとっても人気なんです

静穏な夜の境内を灯す1500個の美しき竹燈籠!「燈す(ともす)」

人の手で灯された火で人の心を灯す───
毎年7月の海の日の祝日(日時の変更あり)、本堂に続く通路には1500個もの竹燈籠が設置され、境内の石灯籠にも火が灯されます。
その夜、甘南美寺はとても幻想的な光景に包まれます。

甘南美寺がある長滝地区は小さな小さな集落。
そこに暮らす地域の人が、過疎化が進むその集落のために「何か面白いことをしよう!」と始めたのがこのイベント「燈す」のきっかけです。
幻想的なその光景は、今では山県市を代表する夏の風物詩になりました。

事前に竹燈籠作りのワークショップがあったり、当日は午後4時から坐禅会もあったり、お抹茶やわたがし、やきそばなどの販売もしてたりと楽しい一夜にもなっています♪
午後5時30分から竹灯籠にみんなで灯りを燈すので、チャッカマン持参でぜひその幻想的な世界に参加してみましょう!
「燈す」の専用Facebookページがあるので、そちらで最新の情報を得ることができますよ。(Facebook内「燈す」で検索)


2021.03.19

INFORMATION

名称
甘南美寺
所在地
岐阜県山県市長滝27-11
駐車場
約100台
お問合せ
0581-36-3805
備考
HP/Facebookで「甘南美寺」検索
女性のイラスト
近くの伊自良湖によく散策やワカサギ釣りに来るんだけど、その流れでいつも甘南美寺にはぶらっと寄っちゃうんですよね。静かで雰囲気も良いいし、季節によって境内の木々の表情が変わってほんと癒されるんですよ。そして「燈す」のイベントは毎年楽しみにしてます!竹燈籠作りから参加するから、自分の竹燈籠が1500個の灯りの一部になってるのを見るのがほんとに嬉しい♪写真を撮ってもとにかく映えるから、ついついSNSにアップしちゃいます。「光」にまつわる伝説もある場所なので、この場所でやることでより一層神秘的な気持ちを感じちゃいますね。年々竹燈籠も増えてるから、今後がさらに楽しみです!